園芸福祉とは
植物が芽を出し、成長し、花を咲かせ、種をつけ、枯れ、再び芽を出すという自然の循環が人に本質的な癒し効果を与えるといわれます。福祉の場における活用としては、園芸作業が多角的なことで、それぞれの障害に応じた役割を果たせること、癒し効果による心理的な安らぎを与えることなどで生活訓練や社会復帰、リハビリテーション、レクリエーション、さらに人と人とがかかわることでコミュニケーションが進む効果があり、社会の様々な機会や場所で活用が進んでいます。
*奈良県福祉部長寿社会課委託の「園芸福祉による介護予防の推進事業」により、奈良県内の福祉施設や病院など9か所で園芸福祉活動を実施しています。
・施設などで園芸福祉を始めたいとご検討されている方、ご相談に応じますのでご連絡ください。(相談は無料・現地へお伺いいたします)
グリーンサポートの園芸福祉活動
- 福祉の現場に出向いて活動をサポートします
- 福祉施設のガーデニング支援
- デイサービスなどでの園芸指導(野外・室内)
- 園芸を福祉の場で活用する人材を育成します
- 福祉園芸講座の開催
- 福祉施設との協働で施設職員の福祉園芸教育
- 園芸福祉の対象場所
- 病院(精神、老人、作業療法など)
- 入・通所施設(老人ホーム、身体障害者施設など)
- 教育施設(養護学校など)
- デイサービスセンター
- 保護就労所・作業所
- 公共施設(公園、植物園、コミュニティガーデンなど)
奈良県園芸福祉ネットワークがスタート
奈良県内での園芸福祉活動が広がることを目的に、福祉施設、福祉団体、行政、NPO、ボランティアなど園芸福祉に関心のある方がネットワークで人や情報の交流を進めていきます。
(活動の予定)
・園芸福祉講座の開催
・研修会、勉強会の開催
・園芸福祉ボランティアの認定
・施設とボランティアとのマッチング
・福祉花壇や活動プログラム作成の指導
(参加方法)
・参加資格はありません。園芸福祉活動に関心のある団体・個人ともだれでも参加できます。
・参加費は当面無料です。
・参加ご希望の方はご連絡ください。申込書をお送りします。
福祉に生かす園芸講座(全6回)
「福祉に生かす園芸講座」は、介護施設職員、ボランティア、学生など多彩な方が参加されています。修了された方は今後職場や地域で園芸福祉活動の推進役として活躍されています。
「福祉に生かす園芸講座」第6期の募集を開始しました
(第6期の内容)
・日 程:2012年10月20日(土)〜2013年3月16日(土) 毎月第3土曜日に実施
・内 容:園芸福祉に関する講義と実習 (午前講義・午後実習)
・定 員:15名
・参加費:6000円(教材費込み)
(詳しい内容はこちらPDF)
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11月・リースつくり |
12月・視覚障がい体験 |
奈良グリーンサポートネットへのお問い合わせは こちらから
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